夏の結婚式に男性がベストを着るのはおかしい?
夏にベストって暑苦しそうじゃない?
だいたいベストを着ていないからって注意されたこともないし、着なくていいんじゃない?と思いますよね。
・・・いえいえ、そうじゃないんです。実は、ベストを着るのが正式なマナーであり、着ることによっていいこともあるんです。
そこで、男性の結婚式での服装マナーについて考えてみたいと思います。
ベスト着用が正式なマナーなのです
ベストについてですが、結婚式披露宴では、ベストを着用するのが正式なマナーです。
特に、シングルスーツを着ている場合、ベスト着用が必須となります。
これは、シャツが下着であったことに由来しています。そして、結婚式で着るベストは、グレーか、スーツと共地の黒ベストに白襟付き。
私個人的に、ベストを着ている男性って、かっこいいなと思います。
共地より、濃い色のスーツにシルバーグレー系のグラデーションでネクタイとベストを着こなしているほうが好みです・・・って、私の好みなんてどうでもいいですね、失礼しました。(・∀・)
暑いからジャケット脱いでもいい?
夏の結婚式、ましてガーデンウェディングだったりすると、ジャケットを着て、ネクタイをしていたら暑くて死んじゃいそうになりますよね。
思わずジャケットなんて脱ぎ捨てたいという気分になりますが・・・。
でもこれ、ジャケットはベストを着ていなければ脱いではいけないんです。
それは何故かといいますと、さきほども紹介しましたが、なんてったってシャツは下着ですから!
通常、公の場で下着姿になることはありませんよね?そんなことをしたら、下手したら通報されてしまいます。
それくらいベストを着ずにジャケットを脱ぐことはマナー違反とされています。
ベストを着ると1枚余分に着ているから暑いのに・・・と思いますが、『ジャケットを脱いでもいい』というメリットがあるとなると、着たほうが涼しくなれるということですね。
どーしてもベストがない!という場合には、会場についてジャケットを脱がない方が無難だということですね。
まとめ
暑い夏。できることなら、結婚式だけでなく、仕事も半そで・短パンで行きたいと思ってしまいますよね。
しかし、マナーを紐解いてみると、そうしなければならない理由がきちんとあって、しかも、お洒落に見えて、その上メリットもある。
ベストを着ているだけで年配の方から「あいつ、若いのにマナーがわかっているな」と思ってもらえたり、仲間からは一目置かれ、女性からはかっこいい!と言われる存在になれるかも!?
夏の結婚式、是非ベストを着て出席し、お洒落さんの称号を手に入れましょう。
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