余興のムービーの作り方は?おすすめ編集ソフトは?
結婚式の余興を頼まれたことがあるという方、今も昔も経験者は多いのではないでしょうか?
新郎新婦が’生い立ちムービー’や感謝を表すために動画を作成して放映することは定番と化していますが、当日の挙式シーンを当日の披露宴で流す’撮って出しサービス’も普及しつつあり、ムービーがますます身近になりました。
余興をする側でも、新郎新婦のために事前にムービーを準備することも増えましたね!
ところであのムービー[動画]って自分でも作れるのでしょうか?おすすめ編集ソフトや作る段取りを紹介します。
余興のムービーはどうやって作る?
出演者がいるいないに関わらず、動画を制作することはプロに依頼しなくとも可能です。まずは流れをチェックしていきましょう。
全体の流れとしては、
- プランを練る
- 依頼する
- 撮影する
- 編集する
といった感じですね。
中でも、「4の編集する」に大きく時間をとられることになるので、2,3でダラダラやってはいけません。
1つずつ解説していきましょう。
1,プランを練る
まず、どんなムービーを撮るのか作戦会議が必要です。出演者が複数人に渡る場合は、人数確保とスケジュール調整も必要です。
出演者が多くなる場合、向こうしばらくの休日は制作期間に充てることになります。
2,依頼する
関係が遠すぎず、今も交流のある人へのムービー出演を依頼する、あるいはスライドショーにするなら画像をもらう等の行動を起こします。
注意)親族に参加してもらう場合は、ご本人たちにばれないよう口止めしましょう。
3,撮影する
デジタル素材を撮影できるカメラかビデオを準備、三脚で撮影します。カメラは購入しなくても周りの誰かは持っているはず。まずは当たってみましょう。
三脚がない場合は厚めの本で代用します。折り畳み傘のネジ部分[普段は地面につく部分]を使用することで三脚の替わりになることも!
容量がOKならスマートフォンも便利、使わない手はないでしょう。
※使いたい動画が短すぎると編集できず困るので、【長め】に撮っておくのがコツ
参考)一般的なデジタルカメラにも一眼レフデジタルカメラにも動画撮影機能がついていますよ!
■【出演希望者が遠方にいたら】
画像を送ってもらいましょう。のちの編集のため、事前にサンプル動画を観てもらい同じように撮影してもらうことも大切です。
スマートフォンで撮影し、送ってもらうのも便利です。
■【人を撮らずに写真から動画をつくるとき】
写真を繋ぎ合わせることで余興ムービーを作成することが出来ますが、主にパソコンでの作業になるので得意な方にオススメです。
販売するわけではないので、隙間画像が必要になった場合はYoutubeなど動画配信サービスから探してもよいでしょう。
余興のムービーを作る時のおすすめ編集ソフトは?
ムービーの素材集めが終わったら、今度は編集ですね。
撮影[または素材集め]と編集では、「編集」に時間が多くかかります。時間配分は編集を多めに、修正や効果を追加する時間も必要なことを頭に入れておくのがベストです。
最終的に9分を超える動画になると観る側が長いと感じはじめ、余興としては感動が薄れる傾向に。5-7分を目安として作成します。
基本的に、
- 【動画の取り込み】→
- 【不要部分をカット】→
- 【BGM挿入】→
- 【字幕追加】→
- 【効果を入れる】→
- 【DVDとして使用できるようにする】
の流れで完成。
音声が途切れた際は字幕で補ったり、足りない映像は継ぎ足しできるものを探してきましょう。
フリー[無料]で使用できる写真やイラストもウェブで入手できますよ。
こちらで、みんながよく使っているおすすめの動画編集ソフト【無料】を紹介します。
■『Power Director[サイバーリンク]』
有料編集ソフトですが体験版を利用することができます。支持の多い編集ソフト。
■『ムービーメーカー』
ご存知ない方も安心、Windowsに標準で入っているムービー編集ソフトです。OSはVistaまたは7以上。ダウンロード可能。
■『Video Pad』
フリーソフト。ダウンロード可能。トランジッションと呼ばれるセピア編集もできます。
その他、『Video Studio[コーラル]』,『Premiere[アドビ]』などの有料編集ソフトや背景用の素材集もCDR版で販売されています。
スライドショーでも問題ない場合は、その場でアナウンスを入れるなどの対応をし、Power PointやKey Noteに頼るのもひとつの手です。
動画をスマホで全て撮影する場合、Movie Aidなどの動画編集アプリを組みあわせで使用するのが1番便利です。BGMも入るので試してみてくださいね。
「ってかそもそも余興ってなんのためにやるの?余興ってなんぞや」という方も多いことでしょう。こちらの記事で紹介していますよ。
まとめ
個人的にも出演したことがある余興ムービー、感動した花嫁さまが思わず泣いてしまいもらい泣きした経験があります。
サプライズで準備すると、感動が倍に!贈る方も、ドキドキが半分、喜ばしい思いが溢れてきます。
ストーリー性があり、当日の披露宴に繋がる演出を取り入れると盛り上がりに期待大。
登場人物が誰なのか”新婦高校時代友人Team”といった風に、簡単なテロップ[字幕]を入れると誰が観ても楽しいムービーにランクアップ!字幕の替わりに、撮影するときに出演者にボードを持たせるのも味が出ます。
パソコン作業が苦手な人も、周りに声をかければきっとムービー編集の得意な人がいるはず。みんなで楽しみながら作成できれば喜びも増えますよね。
それでは余興の準備、がんばってください!成功を心から願っています。